全面ホームページリニューアルの撮影をさせて頂きました、花ノ木医療福祉センター様です。
写真撮影のお仕事は、なかなか接することのないプロフェッショナルな現場に足を踏み入れ見せていただけることが醍醐味でもあります。
花の木医療福祉センターの皆さまには快く撮影を受け入れていただき感謝の気持ちです。
利用者の方にカメラを向けさせて頂いて良のかと感じるものですが、食事をされる利用者さんが〝撮って欲しい！〟という意思の表示をされました。50代くらいの男性の方で手や口が上手く動かせない様子で、職員の方が口まで食事を持っていき、その一口を時間をかけてごっくんと飲み込みます。職員の方に伺ったのは、その男性の方は、ご自身のお母さんに上手に食べているところを見せたいから写真に撮って欲しいということでした。食事の合間に満面の笑みでこちらを見てくれました。
あらためてこの現場に魅力を感じたことは、この施設にお住まいの利用者さんは、ここが家であり、ご家族の方と毎日一緒にいる訳ではありません。そこでの自分の姿、頑張りを家族に見せたい気持ちと、他の病院と違うところは、入退院の入れ替わりが少なく毎日一緒に長い時間を積み重ねて行ける職員さんが家族のような存在であるということを知ったことです。
求人の為の撮影もさせていただきましたが、大変なことももちろんあるでしょうけれどここで働くやりがいや魅力を多くの方に知って頂けることを願っています。